硬さより希少性

木のチェスト

墓石の価格は石材の硬さには関係なく変化するものですから、風化しやすい安山岩や凝灰岩などが使われていても高価になることがあります。墓石の価格は、希少な石材が使われているかどうかで決まるものです。風化しやすい石材は経年とともに独自な風合いが出てくるものですから、珍重する人も少なからず存在します。墓石を銘石としても楽しみたい人にとっては、様々な鉱物が含まれる石材は魅力的です。モース硬度が高い花崗岩が使われている墓石であっても、原料が海外産であれば安価となります。丈夫な石でも在庫量が豊富であれば安くなりますから、予算に合わせて石材の産地を変えることはよくあります。同じ御影石でも、国産と中国産では価格がかなり違います。

墓石に使われる石材としては、価格の幅が広い御影石が主流となっています。花崗岩を石材として加工したものが御影石であり、硬度が高いために磨けば表面には美しい光沢が生まれます。石英や雲母などの美しい鉱物が含まれるために、太陽の光でキラキラと輝きます。御影石は丈夫なのが魅力ですが、墓石として長く使っていれば表面に汚れがついてしまうこともあります。長く保つためには、お墓参りのときに布で汚れを拭いてあげることが有効です。作業が大変なときには、墓石クリーニングのサービスを利用することもおすすめです。しっかりとした管理をしていれば、御影石の墓石は半永久的に保つこともできます。価格が高い黒御影石などを良い状態で保つためにも、日頃からの手入れが欠かせません。